TOP > 出産スタイル・バースプラン > バースプランを書こう/産院選びと出産スタイル vol.3

“準備は早めに”がセオリー! 病院選びと出産スタイル 妊娠がわかったら、すぐに始めたいのが病院選びと出産スタイルの決定。自分らしく後悔しないお産のためにも、しっかりチェックしておきたいところです。いまどきの出産スタイルや病院選びの法則をご紹介します。

自分らしいお産のために、知っておきたい分娩のこと

1. 分娩方法

まず大きく分けて「経膣分娩」「帝王切開」があります。
医療行為の必要のない妊婦さんであれば、「経膣分娩」での出産となります。

「経膣分娩」にも、自然分娩、無痛分娩、フリースタイル分娩などさまざまな名称・方法として紹介されていますが、「帝王切開」以外はすべて、ベビーが産道を通ってくる「経膣分娩」と分類されます。その過程(陣痛)と分娩時をどのように過ごしたいか、という部分で選択肢が生まれます。

□分娩台上での分娩
□自分の楽な格好での分娩(フリースタイル)
□お湯の中での分娩(水中分娩) 
□麻酔を使っての分娩(無痛分娩) など

2. 分娩時に行われる医療行為について

分娩時、当の産婦さんが陣痛と向き合いお産をする際に、説明もなく医療介入がある場合もあります。その処置の期待効果や副作用など知らされていないと納得もいかないもの。

まずはこれらの処置について知り、自分に必要かどうかを考え、そのうえでかかりつけの施設のルーティン処置について確認してみましょう。

□剃毛・浣腸などの有無
□会陰切開の有無
□陣痛誘発剤、促進剤の使用 など

3. 分娩時・分娩後・産後のケアなど

立会い出産が可能な施設も増えてきましたが、未だ許可されてないところもあるようです。
また、カンガルーケア、産後すぐに乳房をくわえさせるといったケアへの取り組み、母乳への考え方も施設によりさまざまです。

□家族の立会いの可否
□カンガルーケアの有無
□母子同室か、母子別室か
□乳房・母乳のケア など

4. その他

陣痛室でアロマオイルを使いたい、好きな体勢で生みたい、好きな音楽を流したい、ベビー誕生!という劇的な瞬間をビデオやカメラに収めたい、などの要望があれば、書き出しておくと医師とも相談がしやすいですね。

その他、医療行為が必要な場合とは?薬を使うとしたらどんな時?予定日から何日遅れても平気?また遅れた場合は促進剤を使うの?など、気になっていることは何でもリストにして聞いておきましょう。

人生のほかの出来事と同じようにプランすればすべて望みどおり、というわけにいくものではありません。ですが自分が何を目指すのかを明確にする、「バースプラン作成」で、あらためて出産と向き合えるはず。

もし、予期せぬトラブルなどでプランどおりに行かなくても、「知らぬ間に」よりは「相談のうえで」の方が、納得感がありますね。お産はまだ先!という人も、どんなお産なら“自分らしい”か、早めにプランを立ててみることをおすすめします。
【監修】
大葉ナナコ先生
バースコーディネーター 東京都青少年問題協議会委員

女子美術大学短期大学部生活デザイン科卒業。初産時から身体能力やセルフケア、精神保健に関心を持つ。カウンセリングやボディワーク、出産準備教育を学び、97年より出産準備クラスを開講。03年バースセンス研究所設立。05年日本誕生学協会を設立。子どもから大人まで、優しい誕生と出産の学びとセルフケア教育を普及する活動を、親たち・医師や助産師と展開中。21歳から7歳までの2男3女の母。「怖くない育児」、「えらぶお産」など著書・訳書多数。


【参考文献】 えらぶお産 大葉ナナコ著

2008/10/09更新

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