
妊娠初期にあらわれやすい症状
熱っぽい(微熱)
風邪のひきはじめ?それとも…
なんとなく体がだるかったり、微熱が続いたり、寒気がしたり…。前回の生理の3週間後あたりから、風邪のひきはじめによく似た症状が出ることがあります。
この時期は、受精卵が子宮に着床、つまり妊娠が成立する時期です。この頃の体の中では、妊娠を持続させるためのホルモン(プロゲステロン)が多く分泌され、その影響で体温が平熱より少し高い、「高温期」がしばらく続きます。普段から基礎体温をつけている人であれば、生理予定日になっても高温期が続いていることで、妊娠にも気がつきやすいでしょう。
体温の上がり方も人それぞれではありますが、一般的に、平熱より1℃前後高くなることが多いようです。37℃台になると、風邪を疑ってしまうのも無理はありません。
気になる薬の影響は?
まだ妊娠に気づきにくい時期でもあり、風邪だと思い薬を飲んでしまった…というケースも多いようです。風邪で熱があるから薬を、と安易に飲む前に、妊娠の可能性のある方は、本当に必要な薬かどうか、もういちど考えてください。
飲んでしまった場合は、その時期と薬の成分がわかれば、妊娠に対して影響があるか調べることができます。悩まずに医師に相談をしましょう。
【取材・監修】
村上麻里先生 水口病院 副院長 産婦人科専門医
新潟大学医学部卒業、大学付属病院、関連病院勤務を経て現職。小3、小4、小6の3姉妹の母。「子宮頸がん予防の会」世話人。「母乳育児支援ネットワーク」理事。
「妊娠・出産は女性の生き方や考え方を大きく変化させる、すばらしい機会です。妊婦さんが主体として自然に産んで、自然に母乳で育てられるような支援をめざしています。昨秋からはじめた大人の初心者バレエ、ストレッチだけで体中が痛くなります。筋肉に対する意識が変わってきたかも。がんばって続けます。」
2008/12/19更新